12大会ぶり3回目V
岡崎市代表チーム 愛知県市町村対抗駅伝大会
長久手市の愛・地球博記念公園で1月14日に行われた「愛知万博メモリアル第15回愛知県市町村対抗駅伝競走大会」で、岡崎市代表チームが優勝した。同チームの12人は2月1日、市役所で中根康浩市長に2008(平成20)年以来12大会ぶり3回目となる快挙を報告した。(横田沙貴)
同大会では、小学生、中学生、ジュニア(20歳未満)、一般(20歳以上)の各男女と40歳以上(男女不問)の選手9人と補欠9人、監督、コーチで編成した各市町村代表54チーム(市38チーム、町村16チーム)が出場。記念公園内の特設コース(9区間30.6キロ)でたすきをつないだ。
岡崎市代表は1区の渡辺愛来さん(六ツ美北中3年)が区間2位の好走。4区で首位に立ち、いったんは2位に後退したが、7区で再び首位に浮上し、2位の名古屋市に1分24秒の差をつけてゴールテープを切った。
渡辺さんは「1区から先頭で独走できなかったのは悔しかった」と振り返った。2区で区間賞を獲得した伊藤颯汰君(矢作北中3年)は「『チーム岡崎』として走り、優勝できてうれしい。アップダウンがあり、とても楽しいコースだった」と笑顔で答えた。
細井太郎監督(夏山小校長)は「全国・世界大会で活躍する選手が多くそろい、過去最強のチームになった。それぞれの選手が最高の走りをしてくれたから優勝できた」とたたえた。
現地で応援したという中根市長は「皆さんが駆け抜ける様子を昨日のように思い出せる。普段とは違うメンバーが岡崎の代表としてまとまっての快挙だ」と絶賛した。
渡辺さん、伊藤君を除く選手は次の皆さん(区間順、カッコ内は所属)。
- 冨澤茉那(甲山中3、補欠)
- 大原慶太(翔南中3、補欠)
- 坂井俊太(福岡小6) 尾田祥太(羽根小6、補欠)
- 火山華(安城学園高1) 太田美晴(同2、補欠)
- 咽本梨々乃(井田小5) 水上翠唯(上地小6、補欠)
- 渡辺萌梨(愛知電機) 山本萌恵子(光ヶ丘女子高職員、補欠)
- 尾田賢典(トヨタ自動車) 小畑光城(ジョブテックサービス、補欠)
- 天野啓太(岡崎城西高3) 陽介(岡崎高2、補欠)
- 三上嵩斗(SGホールディングス) 近藤亨(明治大4、補欠)