魅力伝える「家康印」
岡崎市 松本潤さんらにプレゼント
岡崎市民会館で8日に開かれたイベント「大河ドラマ『どうする家康』東海プレミアリレー岡崎」で、同市が松本潤さん(39)ら出演者にプレゼントを渡した。松本さんらが手にしたトートバッグには、紫色の円内に金色の甲冑「金陀美具足」を着た徳川家康のイラストと「家康印」の目立つ文字が描かれていた。プレゼントの中身と「家康印」について取材した。(酒井希実)
家康印は「どうする家康」の放送を契機に市内の事業者が一丸となって地域を盛り上げようとする団体「岡崎市地域店舗ファンづくり推進委員会」のロゴマークで、“岡崎ブランド”を広めるために作られた。同委員会には10日現在で611店舗が登録している。
松本さんらが手にしたトートバッグの中には、同委員会参加店舗らが提供した土産品や「どうする家康」関連商品を詰め込んだ。具体的には
- 大樹寺(鴨田町)の限定御朱印とお守り
- パッケージデザインが「どうする家康」仕様の備前屋(伝馬通2)の菓子「手風琴のしらべ」
- 松井本和蝋燭工房(十王町)の手描き家康印入り和蝋燭
- テーブルウエアブランド「RayES(レイエス)」を展開するCIC(大平町)の「どうする家康」ロゴと葵紋が入った紫色の「ダブルウォールグラス」
- 合資会社八丁味噌とまるや八丁味噌の八丁味噌をブレンドした名代とんかつ一休(真伝町)のオリジナルみそだれ
- 卵肉兼用鶏「岡崎おうはん」の胸肉を使った太田商店(福岡町)の削り節「鶏武士」
- 愛知県とJAあいち経済連が共同開発し、JAあいち三河管内(同市、幸田町)の農家が栽培したイチゴ
―の7種類。花束と合わせて1万円相当という。
「家康印」の商品は、21日に岡崎公園内にオープンする「観光みやげ店 おかざき屋」でも販売される。市担当者は「一目で岡崎の物だと分かる。このマークで岡崎を全国にPRできれば」と期待を込めている。