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東海愛知新聞

“両親”らが縁起米配布

家康公生誕祭始まる

徳川家康の生誕日(12月26日)を祝うイベント「第10回家康公生誕祭」が17日、岡崎市内で始まった。26日まで各地で開かれる。

17日は同市戸崎町のイオンモール岡崎で、岡崎女子大学(同市中町)の3年生6人が(ふん)する家康の両親(松平広忠、於大の方)、義母と養母、松平家家臣が「竹千代縁起米」1500袋を配り歩いた。縁起米は「芽を出し実を(みの)らせる」ことから家康を象徴したもち米で、来店客らは笑顔で受け取った。学生の衣装は広忠らが生きていた当時の型を再現したという。学生は「たくさんもらってくれてうれしかった。着付けは時間がかかって『昔の人は大変だったんだな』と思った。なかなか着る機会がないので着られて良かった」と振り返った。

また、この日は同店内で甲冑(かっちゅう)の試着体験も行われた。2歳ごろ〜大人用サイズの甲冑14個が用意され、子どもらが武将になりきって楽しんでいた。(酒井希実)

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