オカザえもんと子どものパラ芸術祭
28日まで 社会福祉センターに絵画22点
誕生10周年を迎えたオカザえもんが、岡崎市内の障害児や特別支援学校・学級の児童生徒18人と共に創作した絵画を展示する「オカザえもんの子どもパラ芸術祭2022」が9日、同市社会福祉センターで始まった。28日まで。
センター内の通路や階段の壁面には、11月27日にオカザえもんらが同センターで作った絵画22点が飾られている。高さ2.7メートルもある大作が中心で、子ども1人で全て仕上げたという力作もある。
オカザえもんらによると、子どもが持つ筆が紙の全面に届くようにという思いで曲面が特徴的な紙を準備した。初めて筆を持ったという子もいたが、紙の形状に合わせてオカザえもんの姿を細長くしたり、幅広にしたりして、筆で絵の具を塗り込む感触、絵の具の混色などを楽しみながら描いたという。
オカザえもんは「むちゃくちゃ描いたようにみえますが ちがいますのでよくみてください」(原文のまま)と筆談で紹介している。
入場無料で、期間中は無休。午前8時30分〜午後5時15分。最終日は正午まで。(横田沙貴)