レトロで和 光の空間
きょうから土・日の夜 市街地で「おかざき宵まいり」
岡崎公園内の岡崎城大手門から徳川家康の父・松平広忠の御廟所(墓所)がある松應寺(岡崎市松本町)までの市街地できょう26日、ライトアップイベント「おかざき宵まいり」が始まる。12月31日(大手門のみ来年1月3日)までの土、日曜の夜、「レトロで和」をテーマにした幻想的な光の空間がまちなかに現れる。午後5〜8時。(横田沙貴)
実施時間中に出発地点の大手門で無料配布している「宵まいりマップ」を入手し、ゴールの松應寺まで歩いて向かう。約900メートルの道のりにある街路樹には光がともった提灯が飾られ、道中にはフォトスポットも設置する。
大手門や松應寺境内の本堂や松應寺横丁がライトアップされ、大手門前の石畳と御廟所でプロジェクションマッピングが行われる。 参加無料。同マップにはコース周辺の飲食店8店で使えるクーポン券「街バルチケット」が付いている。12月23〜25日には大手門で岡崎デジタルアートナイトフェスティバルの行事が行われるため、宵まいり向けのライトアップは実施しない。
また、明大寺町のD→STARTと康生町の「きものレンタル悠峰」で着物をレンタルでき、和の装いで夜の岡崎を楽しめる。さらに、12月25日までの土、日曜には大手門で光る和傘を貸し出す。受付時間は午後5時〜7時30分。1本500円。1組1本で1日先着20組限定。
同市と岡崎公園の指定管理者である岡崎パブリックサービスが企画。同園で毎年この時期に行われる「イエヤスコウイルミネーション」がNHK大河ドラマ「どうする家康」に向けた改修のために今年は実施できないことから、家康ゆかりの松應寺までの道のりで行うまちなか回遊型イベントに変更した。11月24日にはプレ点灯も行われた。
問い合わせは、岡崎市観光協会(64―1637)へ。