秋に壮大な時代絵巻
きょう「家康行列」
徳川家康をはじめとした戦国武将や姫らにふんした隊列が練り歩く「家康行列」(岡崎市、岡崎市観光協会主催)がきょう5日、同市の中心市街地一帯で行われる。“春の風物詩”として知られる壮大な時代絵巻が秋の岡崎で展開される。(横田沙貴)
公募で選ばれた市民らが演じる武将列や親善都市の関係者、新たに加わる「『どうする家康 岡崎大河ドラマ館』PR隊」、「『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』PR隊」、「ゼロカーボンシティ隊」など総勢約370人が“出陣”する。
家康が戦の前に必勝祈願したとされる伊賀八幡宮(伊賀町)で午後1時30分から出陣式を行った後、2時に出発。ゴールの籠田公園までの約1.8キロを練り歩く。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策で、規模は例年の約半分に縮小。姫役(於大の方、築山御前、亀姫、千姫)は1人ずつ人力車で移動する。乙川河川敷での模擬合戦もない。
荒天中止で、実施の可否は当日午前10時に同市公式観光ウェブサイト「岡崎おでかけナビ」で案内する。
あす6日まで中心市街地でさまざまなイベントが行われる。乙川河川敷右岸では「2022商工フェア」と「第49回農林業祭」、左岸では「ストーンフェスタ岡崎2022」、「水切り石選手権大会」などがある。
岡崎城二の丸能楽堂などでは「岡崎ジャズストリート2022」。家康行列時は出演者が演奏でエールを送るという。有料会場のWork Studio partⅡ(東明大寺町)で6日午後1時からは、CBCラジオの公開録音もある。
5、6の両日は市営の岡崎公園有料駐車場は駐車場シェアサービス「特P」で予約しないと利用できない。