5〜11歳向けの新型コロナウイルスワクチン接種について、岡崎市は24日から、幸田町は10月1日から、各市町の集団接種会場で3回目接種を実施する。

対象は2回目接種から5カ月以上経過した5〜11歳。8月末時点での対象者数は岡崎市が約3600人、幸田町が約600人で、米ファイザー社製の5〜11歳用ワクチンを使用する。

会場は、岡崎市が福祉会館と総合学習センター、幸田町が消防署。障害児らが安心して接種できるよう配慮された「おもいやり接種」の実施も計画されている。

両市町ともに、今年4月30日までに2回目接種を終えた対象者には接種券を送付済み。5月1〜31日に2回目を終えた対象者には9月26日に発送する。

予約は、岡崎市が20日に市予約専用ウェブサイトかコールセンター(0570―049―900)で受け付けを開始した。幸田町がきょう21日から町予約専用ウェブサイトかコールセンター(0570―090―072)で受け付ける。

両市町は接種日までに12歳になる場合は、12〜17歳向けの日程と会場を利用するよう呼び掛けている。

また、愛知県の大規模集団接種会場でも24日から5〜11歳の3回目接種を行う。岡崎市内では愛知医科大学メディカルセンター(仁木町)と藤田医科大学岡崎医療センター(針崎町)で受けられる。県営会場での接種予約は無料通信アプリ「LINE」の県公式アカウント(@aichipref)か予約コールセンター(0570―666―885)へ。(横田沙貴)