岡崎市内の小中学生から独自の学校給食メニューを募る今年度の「学校給食メニューコンクール」の最優秀賞1点と優秀賞2点がこのほど、決まった。

最優秀賞には岩津中2年の坂本美咲さん考案の「目指せ天下統一! かつおぶし香る梅ぽんずみそいため」が選ばれた。「徳川家康公は健康に気を使い、八丁味噌を好んだ」とされることから、キャベツや豚肉といった具材を八丁味噌や梅肉、ゴマポン酢などで炒めた。

優秀賞には、甲山中3年の小林聖さんがナスやネギ、モヤシといった地元の食材をたくさん食べられるようにと考えた「野菜モリモリ 食べる豆乳スープ」と、根石小6年の畔栁紗奈さん、4年の亜子さん、希子さんの3姉妹が大豆や鶏ひき肉といったヘルシーな食材で作った「大豆パワーで栄養満点! ヘルシー八丁チリコンカン」が選ばれた。

「家康公にも食べてほしい! おかざきの魅力がつまったおかず」がテーマで65点の応募があった。試食審査会ではレシピの工夫、味、食べやすさなどが評価された。

最優秀賞と優秀賞のメニューは、今年度の3学期または来年度の学校給食として市内の小中学校で提供される予定。