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東海愛知新聞

スポーツ振興へ協定

岡崎市とデンソー バレーボールチームが縁

岡崎市は7月29日、自動車部品メーカーのデンソー(本社刈谷市)と「スポーツ振興に関する協定」を締結した。西尾市を本拠地にする同社の女子バレーボールチーム「デンソーエアリービーズ」の岡崎での試合や市民との交流などを通じて、スポーツ振興や地域活性化を図る。

協定書では、市と同社で協力して市民のスポーツ振興や体力向上、スポーツ教育の推進、青少年・指導者育成を行うことなどがまとめられている。また、岡崎市は市を挙げて同チームを応援する機運の醸成を図り、同チームは岡崎中央総合公園(中総)体育館をホームゲームの会場として利用することなども含まれている。

同チームは1972(昭和47)年に同社のバレーボール部として創部。30年ほど前から中総で毎年Vリーグの試合(ホームゲーム)を行ってきた。また、所属選手に岡崎市在住者が複数在籍していることや、下部組織である「エアリービーズ・ジュニア」に岡崎の中学生が所属、同チーム主催の大会で岡崎のクラブチームが毎年上位入賞しているといった縁もある。創部50年を機に、岡崎と同社のつながりを協定で具体化した。

この日岡崎市役所で開かれた協定締結式では、中根康浩市長と、チームの顧問も務める山崎康彦経営役員が署名した協定書を取り交わした。式には主将の森谷史佳選手と、選手代表の中元南選手(岡崎市在住)も同席。森谷選手は「さらにファンや岡崎市の皆様に感動できる試合を届けたい」、中元選手は「皆さんの声援の中で試合できたらうれしい。10月に開幕する新シーズンで力を発揮したい」と抱負を力強く語った。

岡崎市がスポーツチームを所有する企業と協定を結ぶのは、三菱自動車工業(三菱自動車岡崎硬式野球部)、マルヤス工業(FCマルヤス岡崎)に続き3社目。(横田沙貴)

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