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東海愛知新聞

マスクで疫病退散

大樹寺 市に1400枚寄贈
きょうから販売も

德川将軍家の菩提寺である岡崎市鴨田町の大樹寺(中村康雅貫主)は10日、同市に「疫病退散マスク」1400枚(20万円相当)を寄贈した。

疫病退散マスクは、来年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、新型コロナウイルス感染症退散祈願、岡崎のPRや地域経済の活性化などにつながればと開発された。大樹寺が監修し、浜松市のグラン・エトワール(太田真平社長)が製造・販売、静岡県内の特別支援学校が梱包に協力している。

不織布製で着用時は角に葵紋と名鉄東岡崎駅北東の徳川家康像をもとにした絵柄が見えるようになっている。金色のパッケージには葵紋や大樹寺山門、家康の旗印である「厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)」が印刷されている。マスクは大樹寺で祈祷されている。

中村貫主は「大河ドラマに合わせて大樹寺も少しでも役に立てばと考えた。何かしらの形でご利用いただければありがたい」とあいさつして中根康浩市長にマスクの箱を手渡した。中根市長は「さりげないデザインがすてき。来年に向けて盛り上げるために活用させていただきたい」と感謝の意を述べた。また「一部を(大河ドラマの)キャストに届けたい」とも述べた。

なお、疫病退散マスクはきょう11日から大樹寺で、1箱(7枚入り)1000円で販売される。(横田沙貴)

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