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東海愛知新聞

石田さんに市民栄誉賞

岡崎 デフリンピックハンマー投げで金メダル

4年に1度の聴覚障害者のスポーツ大会「第24回夏季デフリンピック競技大会」(5月1〜15日、ブラジル)陸上男子ハンマー投げで金メダルを獲得した岡崎市在住の石田考正さん(35)に1日、市民栄誉賞が贈られた。同賞受賞は4年ぶり通算11人目。(横田沙貴)

市役所で表彰式が行われ、中根康浩市長が賞状、加藤学市議会議長が記念盾を手渡した。石田さんは「無事に金メダルを取ることができて気分は最高。皆さんの応援をうまく力に変えられた。本当にありがとうございました」と手話でお礼を述べた。

石田さんは2009(平成21年)の台湾・台北大会から4大会連続出場。これまでの最高成績は17年のトルコ・サムスン大会での銅メダルだった。今大会は58メートル21で自己ベストを更新して優勝。「競技前から体の調子が良く、金メダルが取れると分かった」と振り返った。今後の目標に「2025年の東京大会にも出場し、連覇を果たしたい」と挙げた。

市民栄誉賞は16年の岡崎市制施行100周年を記念してできた、顕著な功績を残した岡崎ゆかりの人物を顕彰する制度。受賞は、18年のレーシングドライバー中嶋一貴さん以来となる。

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