秋冬にデジタルアートナイトフェスティバル
岡崎 市議会6月定例会に補正予算案
岡崎市は、市民がデジタルアート(デジタル技術を用いた芸術作品)に触れる新イベント「デジタルアートナイトフェスティバル」を秋、冬ごろに開催することを計画している。あす3日開会の市議会6月定例会で上程される一般会計補正予算案に、開催委託料1億1827万円が計上されている。(横田沙貴)
同市文化振興課によると、これまで市民参加の公募展や美術館などでの企画展示など、さまざまな活動を通じて市民が美術・芸術に触れる機会をつくってきた。新イベントもその一環だが、近年各分野でデジタル化が進んでいる情勢も考慮し、デジタルアートを主軸に据えたという。
会場は岡崎公園や岡崎城などが考えられており、「市が有する文化資産の活用にもなる」と同課担当者。画像や映像、プロジェクションマッピング(建造物などに投影される映像作品)など、デジタル技術を用いて作成された幅広い作品が披露されるとみられる。
また、市内の小中学生らが参加する企画、「イエヤスコウイルミネーション」「乙川ナイトマーケット」といった既存のイベントとの連携といった可能性も探っている。
問い合わせは、同館(23―3115)へ。(横田沙貴)