地域のために行動
常磐南学区子ども会 Gomi-1グランプリ
岡崎市常磐南学区子ども会のイベント「ときなんGomi-1(ゴミワン)グランプリ」が28日、常磐南小学校とその周辺で開かれた。
同会員は小学校在籍児童(約180人)の約3分の1。各地で子ども会離れが進み、新型コロナウイルス禍で子どもの地域離れも指摘される中で、同会役員が「家庭や学校ではできない体験・経験をさせたい」と地域に役立つ企画を考案し、今回が初開催となった。
学校周辺の道路や空き地で拾ったごみの重量や分別をポイント化。学年をまたぐ縦割りのチーム対抗戦にして子どもたちの協調性や積極性を引き出し、地域の自然環境を考えてもらうようにした。
この日は44人が6チームに分かれて参加。ごみ拾いを約1時間30分実施した。可燃や不燃で1キロ超を集めたチームもあり、ポイント最上位には優勝カップが授与された。
6年の加藤晴向君(11)は「思った以上にごみが落ちていた。下級生とも話しながら地域を回ることができた」と笑顔で振り返った。(竹内雅紀)