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東海愛知新聞

六名、三島の児童100人

岡崎市とアイシン 子育て支援事業実証実験拡充

岡崎市と自動車部品メーカーのアイシン(刈谷市)は、両者が2020年から行っている送迎サービスを活用した子育て支援事業の実証実験を、対象者を広げて6月27日から7月20日まで行い、市民ニーズを探る。実験に参加する市六名、三島の両小学校の児童計100人とその保護者を6月5日まで募集している。(横田沙貴)

同事業は放課後の児童を学校から学習塾や公共の体育・文化施設といった習い事先、託児もできるワーキングスペース「つながりステーション」、あるいはつながりステーションから習い事先へ児童を送り届けるというもの。また、保護者がつながりステーションでテレワークをし、子どもも滞在している場合は親子を自宅まで送ることもできる。

送迎はアイシンに協力しているタクシー会社の車両、つながりステーションには連尺通3の「みんなのおうち連尺」を活用する。児童の送迎にはアイシンが開発したナビゲーションシステムを使い、効率化を図る。

同事業は子育て世帯の多様な働き方促進や子どもの放課後時間の充実につながるとされており、各所からの期待感も高いという。

参加無料。つながりステーションや習い事先といった送り先が児童の在籍校から2キロ圏内にあることが条件。応募多数の場合は抽選。申し込みは、専用フォームから。

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