テント1帳を寄贈
三葵と名古屋銀行 竜海中学校に
岡崎市大西2の化粧品容器の開発・製造・販売の三葵コーポレーションと名古屋銀行が11日、同市竜海中学校に軽くて設営がしやすいワンタッチテント(約10万円相当)を寄贈した。
同社が昨年9月に発行したSDGs(持続可能な開発目標)・寄贈型私募債(長期資金調達のために少数の特定投資家に発行する債権)を引き受けた同行岡崎南支店が、手数料の一部を同社指定の学校に物品寄贈した。私募債発行には一定の基準があり、充足するのは優良企業とされている。
伊藤博行社長は同校の卒業生であり、社員にも卒業生がいるという。また、会社が同校区内にあることから今回の寄贈を決めた。同校で行われた寄贈式で伊藤社長は「母校に寄贈できてうれしい。子どもたちのために有効活用してほしい」、児玉洋行校長は「熱中症対策を中心に大事に使わせていただく」とそれぞれ述べた