紙甲胄や店舗支援など
岡崎市 大河放送前の機運向上企画
来年1月のNHK大河ドラマ「どうする家康」放送開始を前に、岡崎市は市民の機運向上につなげるワークショップや店舗支援などを企画している。一部は既に受け付けを開始している。(横田沙貴)
同作放送に伴う観光客の増加を見込み、観光客のおもてなしへの市民参加や機運向上を図るため、6月から紙甲胄(かっちゅう)を作るワークショップを開催する。作成した甲胄は持ち帰ることができるが、岡崎公園内でのおもてなし参加や、秋に延期された「家康行列」への参加などで役立てられることが期待されている。
岡崎公園内の巽閣でNPO法人祭だワッショイのメンバーを講師に招き、本格的な紙甲胄づくりに取り組む。開催は6月12、26日、7月17、31日、8月21、28日、9月4、25日、10月16、23日の計10回。時間はいずれも午前10時〜午後4時。
参加費は1人1万円。中学生以上が対象で抽選10人。申し込みは、はがきに
- 住所
- 氏名
- 電話番号
―を記入し、〒444―8601、岡崎市役所観光推進課「紙甲胄づくりワークショップ」係へ。ファクス(23―6731)でも受け付ける。5月27日必着。
問い合わせは、同課(23―6211)へ。
また、市内に店舗がある幅広い業種への支援事業「岡崎市地域店舗ファンづくり推進事業」を実施する。5月2日から参加店舗を募集する。チラシやポスターといった各種販促物の配布、観光地や大型商業施設への出店・出品支援、市外のタウン誌や各種SNSなどを使った市外へのPR、各種セミナー開催での経営支援―といった支援策を計画している。
ただし、
- 露店やキッチンカーなどの無店舗営業
- 大型店や市内に本店を有しないチェーン店、直営のコンビニ
- 風俗営業の店舗
―などは対象外となる。
申し込みは、同市ホームページまたは同市役所、岡崎商工会議所、六ツ美・ぬかたの両商工会、岡崎市観光協会で配布する申込書で申し込む。申請後審査をしてから参加登録される。問い合わせは、市商工労政課(23―6212)へ。
さらに、4月25日から岡崎市徳川家康公顕彰推進協議会のオリジナルロゴマークとキャッチコピー「もっと岡崎 きっと家康」を盛り込んだのぼり旗セットの貸し出しも開始する。問い合わせは、市「どうする家康」活用推進課(23―6471)へ。