沈んだ気持ち吹き飛ばせ
岡崎・桜城橋上でスプリングフェア
岡崎市中心部を流れる乙川に架かる歩行者専用橋「桜城橋」で16日、岡崎南ライオンズクラブ(石川光昭会長)が主催するイベント「スプリングフェア―五万石城下町 木の橋の上のおとぎの国」が開かれた。
橋上公園としての桜城橋の活用方法を提案するとともに、新型コロナウイルス禍で沈みがちな市民の気持ちを吹き飛ばそうと企画された。
市内の私立高校4校(愛知産業大学三河、岡崎城西、人間環境大学附属岡崎、光ヶ丘女子)と県立岡崎商業高校がステージイベントや縁日、野だてのコーナーで協力した。
石川会長の開会宣言の後、中根康浩市長やライオンズクラブ国際協会334―A地区(愛知県)の大山恭範ガバナーなどがテープカットし、打ち上げ花火も上がった。
橋上では時折強い風が吹いたが、訪れた市民らは、射的や輪投げ、けん玉、おはじき、缶下駄、ボールすくい、竹とんぼ、めんこといった昭和の遊びコーナーを中心に楽しんでいた。
石川会長は「岡崎城が望める橋の上でのイベントを通して、皆さんににぎわいと活力を与えられたら幸い」と開催を喜びながら語った。 (竹内雅紀)