事故防止に尽力
岡崎署 官民3団体へ感謝状伝達
春の全国交通安全運動期間中の14日、岡崎署で県警本部長感謝状伝達式が行われた。今回は官民の計3団体が表彰を受け、各団体の代表者は交通安全に向けた意識を新たにした。(犬塚誠)
同感謝状は、交通事故防止に功労のあった交通安全推進協議会・団体に贈られるもので、今回、同署管内(岡崎市、幸田町)では幸田町、服部工業(同市羽根町)、フタバ総合サービス(同市竜美台1)の3団体が表彰された。
表彰理由は、幸田町は「見える、目立つ、聞こえる」を合言葉に活動を推進。2020年6月から死亡事故が発生していないことなどが評価された。服部工業は「交通事故死ゼロの日(ゼロ日)」をメインに立哨活動を展開していることや地元小学校に交通評論家を招いて交通安全講話を行っていることなどが認められた。フタバ総合サービスは、会社独自の啓発品配布や工場内売店での自転車用ヘルメット販売などを実施。地元の交通安全に寄与していることなどが評価された。
式では、島崎浩志署長が成瀬敦町長と服部工業の服部良男会長、フタバ総合サービスの嘉村龍彦社長の3人に感謝状を伝達。「若干(交通事故)状況が厳しくなっている。イベントなどが増え、人出も多くなると思うので、岡崎、幸田で交通事故が減るようにますますお力添えをいただきたい」と謝意を述べた。
3人は「幸田町は子どもたちの安全を守るための営みがしっかりしている。町の代表として頂いたと思っており、これからも(交通安全について)みなさんに伝えていきたい」(成瀬町長)、「会長を務める安管(岡崎地区安全運転管理連絡協議会)では、皆さんが立派に活動していただいている。大変ありがたく、感謝している」(服部会長)、「岡崎に本社を置く企業として、地域への恩返しで地道に活動してきた。活動を通じて岡崎をもっと盛り上げていければ」(嘉村社長)とそれぞれコメントした。