日本酒の魅力伝える
岡崎在住の杉田さん Miss SAKE愛知代表
全国コンテストの最終選考会に出場
岡崎市在住で酒類販売店勤務の杉田彩乃さん(27)が、日本酒や日本文化を国内外に紹介する女性を選ぶ全国コンテスト「2022 Miss SAKE Japan」の最終選考会に愛知地区代表として出場する。
同コンテストは、2013(平成25)年から毎年開催。水着審査を行わず、着付けやメーク、利き酒などの研修会での態度や選考会でのプレゼンテーションなどで優勝者を決める。優勝者は「Miss SAKE Japan」として国内外でさまざまな広報活動を展開する。
杉田さんは幼少期に習ったクラシックバレエを通じて姿勢の良さや礼儀作法を学んだ。また、母が着付師だったため、日ごろから着物に親しんでいたという。愛知大会では「酒屋の娘」という立場から「酒蔵が作ったお酒をお客様が口にするまでに、バイヤー、販売店員といったさまざまな人の思いが詰まっているのが日本酒の魅力」という思いを熱を込めて発表した。
最終選考会には北海道から長崎県までの各地方大会優勝者22人が出場予定で、既に研修が始まっている。杉田さんは「自分と同じくお酒が大好きな皆さんと同じ目標に向けて学ばせてもらっている。より自分を高めていきたい」と意気込んでいる。