新しい気持ちでスタート
岡崎 公立中学校で入学式
岡崎市内の公立中学校20校で7日、入学式が行われた。新入生3723人は期待と不安を胸に抱きながら、3年間の中学生活をスタートさせた。(横田沙貴)
常磐中学校では91人が入学。新入生は保護者や教職員らが見守る中で始業式を兼ねた入学式に出席した。
今年度の新入生から、学生服とセーラー服だった制服を男女共にブレザータイプに刷新。生徒がその日の気候や自身の体調、性自認、性的嗜好などに合わせて自由に選択できるようになった。この刷新に合わせて衣替えの期間も廃止する。石川敏幸校長は式辞で制服について触れ、「文字通り新しい制服に身を包み、新しい気持ちで常磐中での生活をスタートさせてほしい」と述べた。
その後、在校生の代表者が「これから始まる中学校生活を私たちと共に最高のものにしていこう」と歓迎した。さらに、新入生の代表が「これから常磐中学校の一員として、文武両道を志し、頑張っていきたい」と宣誓した。
式中の午前9時30分ごろ、市内で最大震度3を記録した地震が発生。だが、新入生は揺れを感じたところで教員らの指示より早く椅子の下に頭を隠し、身を守った。石川校長はその素早い行動に感心し、絶賛した。