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東海愛知新聞

明治時代の古民家活用

幸田 ひと・しごと交流施設開設

大広間含む3部屋用意

幸田町はこのほど、同町荻に「幸田町ひと・しごと交流施設」を開設した。同所は、明治時代に建てられた古民家を活用した施設で、イベントなどを通じて町の魅力を発信する。

同所は、100〜150年ほど前に建てられた個人所有の木造平屋(土地付き)を町が借り受けて改装。延べ床面積は173.55平方メートルで、大広間(約32畳)やテレワーク・コワーキングスペース(6畳×2部屋)のほか、キッチンなどを備えている。

用途としては、他の自治体からの来訪者らに対する情報発信をはじめ、新・旧住民や利用者間の相互交流イベントの実施、同町が愛知工科大学(蒲郡市)内に設置する「幸田ものづくり研究センター」のセミナー開催といったものを想定している。また、フリーWi-Fiを完備しているため、テレワークやコワーキング目的で利用することもできる。

町企画政策課によると、昨年11月4日〜今年3月28日に内装工事を実施。建具の取り付けや床の張り替えなどは行いつつも、むき出しの(/rp>はり)などの古民家ならではの風情はそのままとした。工事費や備品購入費などを含めた整備総額は約3285万円で、そのうち約半額は国の交付金で賄った。

利用方法は、利用日の3カ月〜3日前に同課窓口または電話(62-1111、内線331)で予約。予約後、利用日の3カ月前〜3日前に利用申請書の提出と利用料の支払いを行い、許可証を受け取る。利用日当日には許可証を持参する。利用料は、6月30日まで無料。7月1日以降は、大広間が午前(9時〜午後1時)と午後(1〜5時)各500円、夜間(5〜9時)600円。全日(午前9時〜午後9時)1400円。テレワーク・コワーキングスペースは一部屋につき2時間当たり200円。

駐車場は10台分確保している。月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)と12月29日〜1月3日は休館する。

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