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東海愛知新聞

きょうスタート

岡崎市 パートナー・ファミリーシップ制度

岡崎市はきょう1日、性別などにかかわらず互いを人生のパートナーと定める2人をパートナーとして認める「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を開始する。3月末時点で愛知県内では唯一という条例で定められた制度で、パートナーの2人で家族として養育する子どもを家族として認めることもできる。(横田沙貴)

同制度でパートナーと認められた場合、市民病院での入会面会・診療内容の説明や救急者への同乗、市営住宅の入居・同居、要介護認定や水道使用証明書・納付証明書などの代理申請、自死遺族相談など、これまで婚姻などの関係がなければ利用できなかった行政サービスの利用が認められる。

届け出条件は

  1. 成人に達している(満18歳以上)
  2. 相互の協力により継続的な共同生活を行っている、あるいは行うことを約束したパートナー
  3. 双方あるいはいずれか一方が同市民であるか、同市に転入予定
  4. 双方以外に婚姻した人、パートナーがいない
  5. 届け出る2人が近親者ではない(ただし、養子縁組をしている、あるいはしていた場合は可能)

―となっている。

申請には、事前に専用の申請書類に、住民票の写し、または住民票記載事項証明書、独身であることを証明する書類、本人確認書類、通称を使用している場合はそれが確認できる書類、子どもがいる場合は、子の関係が分かる書類が必要になる。市役所東庁舎2階の社会文化部多様性社会推進課で開庁時間(祝日、年末年始を除く月〜金曜の午前8時30分〜午後5時15分)に受理するが、申請希望日の3カ月〜1週間前までに予約する。個室での応対も可能。

受理されたパートナーには、受理証明書(A4サイズ)と受理証明カード(運転免許証サイズ)が渡される。カードはレインボーカラーとルネパンダの2種類の絵柄から選べる。

なお、同制度の開始に合わせ、7〜22日に関連イベントを行う。市立中央図書館で関連図書の展示、図書館交流プラザ(りぶら)でのパネル展、日没から午後9時まで殿橋と明代橋でレインボーライトアップ(ウクライナの国旗カラーのライトアップも併せて開催)が企画されている。

問い合わせは、同課(23―6222)へ。

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