名鉄豊田市駅西口の商業施設「T-FACE」A館1〜6階がリニューアルし、あす25日にオープンする。同所には昨年9月末まで松坂屋豊田店が入居しており、閉店に伴い「T-FACE」として増床。入居50店のうち、2階の百貨店「三越豊田」など一部は4月22日に開店する。(竹内雅紀)

T-FACEはA館(1〜9階)とB館(1〜11階)があり、6階は連絡通路でつながっている。A館1階にはスーパー「成城石井」や総菜店が並ぶ。内装は豊田市産の木材がふんだんに使用されている。2階はスターバックスコーヒー、3階はアパレルや生活雑貨、4階はレディースファッションとインテリア、5階はホームセンター「コーナン」、6階は書店「MARUZEN」など計42店があすオープン。三越を含む残る8店が4月22日となる。6階は書店のほか、カフェやキッチンスタジオ、共用のワーキングスペースなどがあり、滞在型のフロアをイメージして作られた。

23日には報道関係者向けに内覧会が行われ、プレオープンとして招待会員5000人が利用した。

T-FACEの運営会社「豊田まちづくり」は約40億円かけて改装。A、B両館合わせて年間で125億円の売り上げを見込んでいる。河木照雄社長は「市民や地域に愛される店づくりを目指したい」と抱負を語っている。

営業時間は一部を除いて午前10時〜午後8時。