岡崎市岡町の愛知産業大学と同市坂左右町のJAあいち三河がこのほど、同市農林産物ブランド化推進品目(29品)の1つであるイチゴのリーフレットを作成した。両者は産学連携協定を結んでおり、共同作成リーフレットは法性寺ねぎ、ナスに続き3例目。

市の補助金を活用して1000部作成されたリーフレットはA4サイズ両面カラー印刷で3つ折り。特徴や収穫時期、レシピなどが載っている。構成はJA、イラストは学生4人が担当した。市役所農務課やおかざき農遊館(東阿知和町)、ふれあいドーム岡崎(下青野町)、道の駅「藤川宿」(藤川町)のほか、JA関連のイベントなどで配布されるという。

15日にはイラスト担当の学生2人とJA関係者が懇談し、JA関係者は「かわいらしいデザイン」などと称賛した。造形学部デザイン学科4年の紋谷涼音さん(22)は「表情豊かなイチゴに注目してほしい」、日浅アリサさん(22)は「幅広い年齢の方に手に取っていただけるようにかわいらしさと柔らかさを意識した」と述べた。