アイデア満載600点
幸田町立図書館ギャラリー 小中生の作品展
幸田町立図書館ギャラリーで、「幸田町児童生徒作品展」が開かれている。16日まで。
会場には、町内の小中学生らが図工や美術、技術・家庭科の授業で制作した版画や水彩画、手芸品、工作品から各校の代表作品約600点を展示。自分の顔や学校生活の一こまを題材とした木版画をはじめ、手作りのエプロンやバッグ、木の温もりが感じられる棚などが並び、子どもたちの豊かな個性を感じることができる。
また、県や、東海・北陸地区のコンクールで入賞した小型ロボットのほか、部活動をピクトグラムで表現した絵画、マスクや消毒液ボトルのカバーなど世相を反映した作品も紹介。近づいて鑑賞したり、写真に収めたりして楽しむ来場者の姿が見られた。
孫の作品を見に来たという鳥居加奈子さん(62)は「幼い子の作品でも、考えつかないようなアイデアが生かされている」と驚いた様子だった。
担当者は「色を使った特殊な色版画など、学校ごとにある特徴を楽しみながら見てほしい」と呼び掛けている。(犬塚誠)