自宅隔離あんしんセット
岡崎の石川包材産業 感染者急増で商品化
岡崎市伊賀新町の石川包材産業(石川敏郎社長)はこのほど、自宅待機・療養をする新型コロナウイルス感染者や濃厚接触者ら向けの「自宅隔離あんしんセット」を発売した。新規感染者の急増を受けて商品化したもので、段ボール箱に「最低限必要になる商品」(石川社長)を詰め合わせた。(横田沙貴)
1箱で1人分(約10日分)。
- 使い捨て食器2種各50枚
- 紙コップ100個
- 割り箸100膳
- プラスチック製フォークスプーン100本
- 紙製おしぼり100枚
- 紙製タオル200枚
- 500ミリリットル入り消毒用アルコール1本
- 市指定可燃ごみ袋20枚
- 使い捨て手袋100枚
- 大人用使い捨てマスク50枚
―が入っている。
自宅療養時は感染者とほかの家族でタオルや食器などの共用を避け、トイレや浴室などは感染者が利用した後に消毒する必要があることから、セット内容を選んだ。単身の自宅療養時も体調不良で家事が困難になることも想定されるため、活用できるという。石川社長は「いずれも特別なものではないが突然必要になり、買いそろえるのに手間がかかる。困った時には使ってほしい」と呼び掛ける。
1人分で4950円。注文を受けてから各商品を詰め合わせる。受け取り方法は同社が運営する伊賀新町の「パッケージプラザ岡崎店」の店頭、宅配便での配送(送料・代引き手数料が必要)の2通りで、商品の個別追加もできる。注文・問い合わせは同店(22―1155)へ。