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東海愛知新聞

基礎練習が強みに

岡崎城西高2年石川君が馬術競技大会で全国V

岡崎城西高校2年の石川(はやと)君(17)=岡崎市=が、昨年12月17〜19日に静岡県内で行われた、選手自身が相棒となる馬を用意する高校生の馬術競技大会「第6回全日本高校生自馬選手権大会」の「馬場馬術競技」2部門で優勝と3位に入賞した。前回大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、念願の初出場で好成績を残した。()

石川君は、20メートル×60メートルの平たんな馬場で、馬と一体になりながら指定された動き(歩き方や特定の場所への移動など)の正確さや美しさなどを競う競技に参加。自身が所有する黒鹿毛の「ジーノ・ジェロディ号」(牡、12歳)と「FEI(国際馬術連盟)ジュニアライダー個人競技馬場馬術課目2009」で優勝。芦毛の「アルビン号」(牡、16歳)とは「JEF(日本馬術連盟)馬場馬術L1課目2013」で3位になった。両競技とも10組程度が出場していたという。

「2年前に障害馬術から転向したこともあり当時は不調で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は馬術大会が中止になったこともあって不安を感じていたが、こうして結果を出すことができてうれしい。2頭と共に基礎練習をしっかり積んでいたことが強みになった」と振り返り、「次の大会につなげたい」と意気込んでいる。

石川君は小学2年に馬術競技を始め、現在は週末などに2頭を預けている岐阜県土岐市の乗馬クラブで練習している。「馬に合わせて技術を発揮するのは難しいが、そこが楽しい。馬術は年齢に関係なく、技術と経験がものを言う競技なので今後も続けていきたい」と馬術競技の魅力を語っている。

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