映像審査で奮闘
テコンドー全国大会で銀・銅
岡崎市や豊田市などでテコンドーを指導する「石原道場」(石原範和師範)に所属する岡崎の男女3選手が、9月に行われた「第14回全日本ジュニアテコンドー選手権大会」のプムセ競技(突きや蹴り、防御などの型の美しさや正確性などを競う競技)で上位入賞を果たした。
成績は、岡崎学園高校3年の新田直美さんが有段個人高校生女子の部2位、同市葵中学校1年の梶原悠斗君が有段個人中学生男子の部で2位、矢作中学校1年の山本椛暖さんが有級個人中学生女子の部3位だった。
今回の同選手権は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、プムセ競技は各道場などで撮影した選手の映像を審査する「オンライン方式」に変更。動きの速さや力強さ、メリハリの有無、目線の位置などへの注意が対面での審査時以上に必要とされたという。3人は8月ごろに審査用の映像を撮影した。
新田さんは「動作が小さく見えるかも知れないと心配だったが、すてきな結果になった」、梶原君は「会場での競技と違いリラックスして臨むことができた。前回が3位だったので、2位になれてうれしい」、山本さんは「オンライン方式の大会は2回目。1回目は成績が良くなかったので、メダルはうれしい」とそれぞれ喜んでいる。
今後の目標に新田さんと梶原君は来年1月23日に滋賀県で開催予定の「全日本テコンドープムセ選手権大会」、山本さんは同日開催予定のオープン大会での上位入賞を挙げている。(横田沙貴)