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東海愛知新聞

高校生と共同開発

岡崎のNPO法人 ピクルス入り弁当

岡崎市牧御堂町のNPO法人アルクス(石塚玲子理事長)が運営する、障害者が接客などに参加するカフェ「ピクルスcafeアルクス」(同市下青野町、ふれあいドーム岡崎内)と安城市のさくら学園安城生活福祉高等専修学校が共同で「ハンバーグと彩りピクルスのカラフル弁当」を開発した。

弁当には同カフェで提供されているパプリカやサツマイモ、リンゴなどのピクルスを使用。ハンバーグのピクルス添えやトラウトサーモンのエスカベッシュ(揚げた魚と野菜などを酢漬けにしたフランス料理)、鶏肉のピクルス巻きなどが詰め込まれている。同校調理師科3年28人がアイデアを出し合ってメニューを決めた。

同カフェと同校の代表生徒らは5日、ふれあいドーム内で弁当を40食限定で販売した。生徒が数日がかりで準備した弁当は約30分で売り切れた。同校の神本宙志君は「ピクルスとほかの料理との味のバランスが難しかったが、メニュー考案から調理、盛り付けとても楽しかった」と笑顔だった。

石塚理事長が同校の姉妹校で介護福祉について学んだことがきっかけで弁当開発が企画された。「私たちのピクルスを若い人にも知ってもらいたいと考えていたので、高校生が参加してくれたことはありがたい」と喜んだ。()

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