家康公生誕祭の縁起米 安産祈願道中で配布
徳川家康の誕生日(12月26日)に合わせ、岡崎公園や岡崎市明大寺町の六所神社などで冬のイベント「第9回家康公生誕祭」が開かれる。恒例の「広忠公と於大の方縁結び安産祈願道中」などの行事が予定されている。
目玉の縁結び安産祈願道中は、家康の父・松平広忠役の男性と家康の母である於大の方役の女性ら6人(今年の家康行列に参加する予定だった武将役ら)と関係者の15人ほどで巡る。午後3時に六所神社を出発。徳川家康の銅像が設置されている名鉄東岡崎駅北東の家康公ひろばを経由し、同3時45分ごろに桜城橋へ到着。同4時に再出発して同園の岡崎城天守閣へ移動する。4時40分からは御宮入りし祈祷を受ける。祈祷後は家康が生まれたときに行われたとされる「蟇目の神事」も行う。
広忠一行は岡崎城に向かう途中で一行にお祝いの言葉などを掛けた見物客にもち米「竹千代縁起米」を配布する。
また、桜城橋から「竹千代行列」と題して、小学生以下の子どもらが広忠一行とともに岡崎城に向かう。先着50人。同3時30分から同橋で受け付ける。行列参加者にはお守りである「蟇目の矢」が贈られる。
関連行事として、18日午前10時30分〜午後3時30分に上六名町のコムタウンで愛知県東浦町と協力した甲胄体験を開催。また、当日26日の午後2〜4時、岡崎城天守閣前で「弓引き体験」もある。
問い合わせは、主催の同祭実行委委員会事務局(64―5255)へ。 (横田沙貴)