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東海愛知新聞

民営化で財源負担軽減

岡崎市 六ツ美北保の移管先を募集

岡崎市は、六ツ美北保育園の民営化に向け、2023年4月1日から運営を行う民間の社会福祉法人を募集している。9月9日まで同市こども部保育課総務施設係(市福祉会館3階)か保育課ホームページで資料を配布している。 ()

同園は認可定員180人。3501.74平方メートルの敷地内に管理保育棟(鉄筋コンクリート造、1220.3平方メートル)と倉庫・便所(同、23.76平方メートル)、屋外遊技場(1056平方メートル)がある。在籍園児数は7月1日時点で159人。開園時間は平日と土曜の午前7時〜午後7時。基本的な保育時間は午前8時〜午後4時(土曜は午後0時30分)で延長保育も行う。

応募資格は

  1. 同市内で認可保育所の運営実績が5年以上あるか、応募時点で保育所の要件を満たす定員180人以上の規模の保育所を運営
  2. 国税や地方税を滞納していない
  3. 同市保育園連絡協議会の加盟および同市私立保育園連合会などの関係団体と協力するよう努める意思がある

―といった条件に当てはまる、愛知県内に事務所か事業所を置く社会福祉法人が対象。運営・整備には国、県、市から補助金が交付される場合がある。

応募は、9月9日までに参加の意思を示す「参加申込書類」、27日までに事業計画などの提案書類を、同課に郵送(〒444―8601、岡崎市十王町2-9、岡崎市福祉会館3階)か持参する。郵送の場合は当日消印有効。10月下旬ごろに選考が行われる予定。

また、8月31日午前11時30分以降に現地説明会を開催する。参加希望者は専用の申込書を25日までに同課へ提出する。

公募内容などに関する質問は、9月1〜9日に同課にメール(hoiku@city.okazaki.lg.jp)で、表題を「岡崎市六ツ美北保育園運営者候補者公募質問」として、市が配布する質問書の様式に記入し、送付する。

問い合わせは、同課(23―7230)へ。

同市は、公営の保育園や認定こども園などの民営化を段階的に進めている。民営化すると、運営法人への補助金として必要額の25%程度を交付する形になるが、財源負担はこれまでよりも大幅に減る。

また、運営主体のスリム化や柔軟性向上が期待され、ねん出できた財源でさらなる保育サービス拡充といったことができるという。

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