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東海愛知新聞

気分は運転士

名鉄トヨタホテル 電車ルーム販売

名古屋鉄道が中核になる名鉄グループが運営する豊田市喜多町のホテル「名鉄トヨタホテル」で14日、名鉄電車をコンセプトにした客室「名鉄電車ルーム6048」の販売が始まった。

同室はツインルーム(31平方メートル)でセミダブルベッドが2台。多くの路線で活躍する名鉄電車6000系のうち、5月末で運行を終了した車両の主幹制御器(出力や速度を調整する機械)やブレーキ、計器などで作られた摸擬運転席を設置。運転席からの映像と合わせて運転士の雰囲気を味わうことができる「電車好きにはたまらない」一室だ。

また、窓側にロングシートと「ミュースカイ」の愛称で親しまれている2000系の座席を用意し、名鉄豊田市駅を通る電車を眺めながらくつろぐことができる。そのほか、駅や電車で使われていたプレートや車掌が使用するかばんなども展示されている。

利用は1泊のみで、1〜2人(未就学児は大人1人につき1人まで可)まで。宿泊は午後3時から翌日午前11時まで。料金は朝食付きで1人2万9000円〜、2人3万6000円〜。予約は同ホテル(0565―35―6611)へ。

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