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東海愛知新聞

新たな土産品開発へ

岡崎 大河ドラマ機に地元企業が交流

岡崎商工会議所岡崎ものづくり推進協議会は27日、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の放送決定をきっかけとして、地元企業が岡崎の新しい土産品を生み出すプロジェクトをスタートさせた。同商議所で開かれる全6回のセミナーを通して地元企業の商品開発力や大河ドラマの機運の醸成を図る。()

全6回のセミナー

同プロジェクトには、岡崎市に本社を構える企業を中心に26事業所が参加。同市柱4のマーケティングコンサルタント会社「ポイント・フォワード」の代表取締役永田るり子さんが講師を務める。

初回のこの日は「商品開発のセオリーを知る」と題して講演。新商品開発において「どんな商品・サービスにも『寿命がある』。類似・代替品が出てきて売れなくなる。環境や時代の変化によるニーズ・課題に対応する必要がある」と説明した。

また、売れる商品を生み出すためには、自社の強みの再確認や大河ドラマといったきっかけの活用などを挙げ、新商品のアイデアが浮かばないときの考え方や着目点などを紹介して商品開発のこつを伝えた。

講演後には、永田さんや各企業同士が交流を行い、新商品開発のための情報などを交換し合った。

同商議所職員は「プロジェクトがこれからの新商品開発の力になり、セミナーで知り合った異業種との交流により地元企業が成長する助けになれば」と期待を寄せている。

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