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東海愛知新聞

オンラインで交流

幸田町 五輪ホストタウン先のハイチと

幸田町民会館つばきホールで14日、東京五輪・パラリンピックで幸田町とホストタウン提携を結ぶ、中米カリブ海の国ハイチと同町のオンライン交流会が開かれた。町民らは歌やメッセージなどを贈り、ハイチの選手らは感謝の気持ちを伝えて絆を深めた。()

代表者らのあいさつの後、「ハイチ」は現地の発音で「アイチ」と言うことをはじめ、カリブ海の青く透き通った海、オレンジやライムの果汁に漬けて豚肉を揚げたハイチ料理「グリオ」、幸田町の「筆柿」、新春恒例行事の「こうた凧揚げまつり」といった特産物や行事などを紹介し合った。

陸上女子100メートル障害に出場するムレーン・ジャン選手は「私たちはこれまで、ハイチにメダルを持ち帰ることを夢に頑張ってきた。五輪でハイチという国を知ってもらうためにも私たちの活躍を見てほしい」と意気込みを語った。

県立幸田高校3年の代表生徒が選手らに向けてエールを贈り、町内在住のソプラノ歌手天野久美さんがハイチの国歌「デサリーヌの歌」や「椰子の実」などの歌のプレゼントをした。

最後に、町民が「頑張れハイチ」という意味のフランス語「Allez! Haiti!」が書かれたタオルを掲げ、ハイチ選手の活躍を祈った。

当初は、8月上旬に、選手を幸田町に招いたイベントを予定していたが、コロナ禍により断念。代替案としてオンライン交流が実施された。

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