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東海愛知新聞

早期希望者に接種券

岡崎市 16〜49歳 新型コロナワクチン

新型コロナウイルスワクチン接種について岡崎市は12日、同市に住民票がある16〜49歳で、

  1. 基礎疾患があるなど重篤化リスクを抱える家族らが周囲にいる。
  2. 会社や学校の都合で早期の接種が求められている。(職域接種や国の大規模接種センターでの接種を含む)
  3. 海外出張や留学などを予定している。

―といった事情がある市民の接種券を早期に発行すると発表した。31日まで申し込みを受け付けている。(

申し込みは、市ホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、〒444-8545、岡崎市若宮町2-1-1、新型コロナウイルスワクチン接種推進室へ郵送するかファクス(050-3512-4223)で送る。ほかには、あいち電子申請・届け出システムからでも申し込める。

なお、接種日の予約は接種券到着後に各自で行う。問い合わせは、同市の新型コロナワクチンコールセンター(0570-049-900)へ。

今回の取り組みは予約キャンセルなどによるワクチンの無駄を減らす「ロスゼロ岡崎プロジェクト」の一環。市によると、7月に市の集団接種会場を増やしたが、予約が土、日曜に集中して平日の予約枠に余裕がある状況。こうした予約枠を利用できるよう、基礎疾患以外の理由で早期の接種を希望する市民が予約できるよう対応する。

市では予約枠に余裕があるときやワクチンのロスが発生しそうな時は事前にリストアップしたエッセンシャルワーカー(社会生活に必要な労働者)に接種を行う体制を整えている。

同室は「さまざまな事情で早期接種を希望する市民に接種枠を回すことでロスを防ぐ」とした上で「できれば平日の予約枠に余裕がある会場を利用してほしい」と市民に呼び掛けている。

同市は予約が集中するのを避けるため、64歳以下の市民へは5歳刻みで区分けして接種券を順次発送。13日時点で50歳以上は発送済み、16日に45〜49歳に発送予定で、16〜44歳分はワクチン供給量や予約状況に応じて今後決まる。これとは別に、基礎疾患がある市民は市に申し出ると接種券が早期に発送される。

同室によると、12日時点で保管ミスや予約キャンセルなどによるワクチンロスはゼロ件。また、国からのワクチン供給量に応じた予約の状況について同室は「国からの供給量のめどが判明した後に予約枠を確定し、接種日の2週間前に予約を受け付けるため想定上、今の接種ペースならば(ワクチンが)枯渇する状況にはならない。少なくとも8月までは問題なく接種を行うことができるのではないか」としている。

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