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東海愛知新聞

2年ぶり“リアル”開催

17日〜来月22日合計7日間 岡崎城下家康公夏まつり

岡崎の夏を彩る「第10回岡崎城下家康公夏まつり」が、17日から8月22日までの計7日間、岡崎市内で開かれる。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で練り込みなどの行事が中止になり完全オンライン開催となった。今年は例年と比べ規模を縮小するが、オンラインを併用しながら2年ぶりに“リアル開催”される。(横田沙貴

「がんばれ日本! 〜葵の家紋でつながる夏まつり」をテーマに各会場で行事を展開。オンライン開催する17日午後1時30分からは「つながろう! 岡崎の夏まつり」と題し、夏まつりの見どころである「長持ち練り込み」と「五万石みこし」について、参加団体が魅力を発信。18日午後2時30分からは「夏のお祭り八朔(はっさく)祭りと家康公と三河の匠」と題し、全国で8月1日に行われる「八朔祭り」を行う団体と、三河地方の伝統工芸の職人らが登場する。

イオンモール岡崎(同市戸崎町)セントラルコートでは8月12〜15日、八丁味噌の醸造(おけ)を使った大太鼓「味噌六太鼓」や、練り込みに使う長持ち、各町が練り込みで身に着ける法被などが展示される。午前10時〜午後5時。

21、22日は、岡崎公園内の岡崎城二の丸能楽堂や天守閣前でまつりの中心となる「味噌六太鼓で平和を願おう!」。味噌六太鼓を用いた催しや、恒例の「岡崎泰平おどり」などが行われる。

2日間の目玉は、22日の味噌六太鼓を使った和太鼓大会「味噌六太鼓日本一決定戦」。プロ、アマチュア、年齢を問わず、全国の大太鼓奏者が技術を競う。定員30人で参加費3000円。

21日には中学生以下を対象にした「味噌六竹千代杯」(午後2時〜)、味噌六太鼓と同じサイズの桶の(たが)をフラフープのように回した回数を競う「タガフープ選手権in愛知岡崎」(午後4時〜)、味噌六太鼓でどれだけ大きな音を奏でることができるか競う「どでかい音選手権」(午後1時40分、同3時10分の2回)がある。

主催する夏まつり実行委員会の吉田修委員長は「規模を縮小してでも『市民のための夏まつりの灯をともし続けたい』という思いで計画した。生配信する行事もあるので、ぜひ楽しんでほしい」と呼び掛けている。

入場、行事の参加は基本無料だが一部を除いて事前申し込みが必要。新型コロナ感染防止対策として、能楽堂と天守閣前での入場人数の制限や入場時の検温、手指消毒、マスクやフェイスシールドの着用、受け付けでの氏名と住所の記入の協力を呼び掛ける。

目玉行事などは無料動画投稿サイト「YouTube」でライブ配信する。

申し込みなどの情報は今後同まつりのウェブサイトで発表する。

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