岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎に来年春、“デパ地下”とも呼ばれるデパートの食品売り場風の店舗「ジェイアール名古屋タカシマヤ フードメゾン岡崎店(仮称)」が出店することが9日、発表された。

出店場所は同モール東館1階で、敷地面積は約2400平方メートル。昨年8月末に閉店した「西武岡崎店」の食品や化粧品などの売り場跡地に当たる場所。

JR名古屋駅などにデパートを出店するジェイアール東海髙島屋(名古屋市中村区)が運営。上質な食料品を集めた店舗形態となる見通し。モール内の「イオン岡崎南店」との差別化が図られ、幅広い客層に対応できるという。

同モールが昨年秋から行う大規模なリニューアルの一環で、詳細な出店計画は今年秋ごろに発表される。「食・ギフト分野での提案力が強化されることを期待している。より幅広いテナントや品ぞろえで、地域のお客様の要望に応えていきたい」と力を込める。

髙島屋の出店は三河地方で初めて。