家康公検定 全問正解は2人
通算10回目合格率は75.2%
徳川家康公に学ぶ会などが主催した「家康公検定2020」の結果がこのほど、発表された。全問(100問)正解者は2人、合格率は75.2%で“最難関”とされた前回よりも7.5上がった。27日に岡崎市菅生町の岡崎信用金庫本店で表彰式が行われる。
2010(平成22)年開始の検定は通算10回目。20年が家康の関東移封から430年の節目ということで「家康公の生涯と江戸打入り〜関東移封と新たな国づくり」をテーマに、四者択一の100問で実施された。
検定日の1月23日は新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言期間のため5月9日に延期。会場も三密回避のため、岡崎商工会議所、岡崎信金本店、自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンター(岡崎市明大寺町)に、六所神社(同)と同信金名古屋支店(名古屋市中区)を追加した。
当日受験者は487人。70点以上の合格者は366人(最年少は小学2年生、最高齢は89歳)。平均点は前回より2.9点高い77.9点だった。
出題された問題の一部は次の通り。
「家康公が江戸入りで入城した江戸城は、長禄元(1457)年に建てられた小さな城で荒廃が進んでいたと伝えられます。約130年前にこの江戸城を築城した武将は?」=選択肢は①足利基氏②太田道灌③平将門④北条早雲(答え②)