龍北で初試合
サッカーJFL FCマルヤス岡崎 黒星
日本フットボールリーグ(JFL)のFCマルヤス岡崎が5月30日、岡崎市龍北総合運動場で初めての公式戦を行った。高知ユナイテッドSCには1-2で敗れたが、岡崎での“ホーム初戦”を多くのサポーターが見守った。(竹内雅紀)
FCマルヤス岡崎はこれまでは名古屋市や豊田市でホームゲームを行っていたが、昨年7月に供用開始した龍北総合運動場内の龍北スタジアムを今後ホームゲームの拠点とする。天然芝の養生を終えて迎えた初戦。チーム関係者によると、通常よりも多い観客(813人)が入った。
試合は前半2分にマルヤスが先制。MF船谷圭祐選手(35)のコーナーキックをDF阿部正紀選手(29)が頭で合わせてゴールネットを揺らし、龍北初ゴール。その後、前半に追いつかれ、後半にも1点を奪われた。
試合後、北村隆二監督(40)は「立ち上がりが良かっただけに、逆転負けは悔しい。龍北初戦は勝ちたかった。龍北の雰囲気は良く、今後に生かせる」と総括した。
試合前には、同運動場が愛知県から岡崎市に移管された経緯も踏まえ、大村秀章知事が中根康浩市長にボールパスし、ピッチに蹴り入れるセレモニーが行われた。