ポイント還元で支援
岡崎市とPayPay 飲食店向けキャンペーン
岡崎市内の飲食店で今夏、キャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」を利用したポイント還元キャンペーンが行われる。コロナ禍で売り上げが減少した飲食店支援のため、同市とペイペイの運営会社が行う。現在、ペイペイ決済導入を希望する飲食店を募集している。(横田沙貴)
対象店で客がペイペイで代金を支払うと、最大で決済額の20%相当分(1会計当たり5000円相当分、期間中合計1万円相当分まで)のポイントが還元されるという内容で、ペイペイ利用者への飲食店利用促進と消費喚起を図る。
現在ペイペイが利用できる市内の飲食店(約900店)は原則全て対象になり、ペイペイの運営会社から関連品などが送られるという。新たに導入を希望する飲食店は、専用フォームで申請する。
問い合わせは、市商工労政課(23―6210)へ。
同課によると、還元ポイント分の財源は市が負担。市議会3月定例会で可決された今年度一般会計補正予算にある事業委託料8120万円で賄う。
ペイペイは決済方法などによって設備投資が不要になる場合もあるほか、9月30日までは手数料ゼロで新規登録できるという。
ペイペイのポイント還元キャンペーンは全国の自治体で行われており、愛知県内でも西尾市や蒲郡市、一宮市などで展開されている。
岡崎市内での実施は初めてとなる。