良質で大ぶり
岡崎市六ツ美地区 水ナス出荷最盛期
岡崎市六ツ美地区で「水ナス」の出荷が最盛期を迎えている。同市正名町の平井紀晃さん(66)方のビニールハウスでは、大型連休明けから赤みのある紫色が特徴の品種「紫水」の収穫が行われている。
14日は、平井さんが実の色づきや大きさなどを確認し、枝ごと水ナスを収穫していった。今年は例年より3日ほど苗の定植が遅れたが好天に恵まれ、「実は良質で大ぶり」だという。
水ナスは水分の多さの割にあくは少なく、皮が薄いため生で味わうことができるのが特徴。今季はJAあいち三河岡崎なす部会六ツ美支部の平井さんら3戸のハウス約47アールで収穫した45トンを8月中旬まで名古屋市内の市場に出荷する見込み。道の駅「藤川宿」(藤川町)、ふれあいドーム岡崎(下青野町)、幸田憩の農園(幸田町大草)の同JA直営店でも購入できる。(横田沙貴)