岡崎 中学総体が2年連続で中止
“中学総体”の通称で知られ、15日に開幕する予定だった「第65回岡崎市中学校総合体育大会」の全競技の中止が11日に決まった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う12日からの緊急事態宣言を受け、大会4日前に決断された。中学総体の中止は昨年に続き2回目。
同市教育委員会によると、今年は15、16、22、23、29日の5日間で、野球やソフトボール、サッカー、水泳などの13種目を実施。初日は約4600人、2日目以降は約2000人(共に延べ人数)の参加を見込み、「初日の総合開会式は行わない」「観客の人数制限と健康状態の確認」といった新型コロナ感染拡大防止対策を講じた上での運営を計画していた。
市教委の関係者は「子どもが喜ぶ顔を見たくて準備してきたのに、何のためにやってきたのか。がっかりだ」とコロナ禍へのやり場のない怒りをにじませた。