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東海愛知新聞

配達人件費を助成

岡崎市が5月10日から申請受付

岡崎市は、飲食事業者を支援する「岡崎グルメデリバリー支援事業費助成金」を創設し、5月10日から申請を受け付ける。中根康浩市長が2月26日に表明したコロナ禍の事業者支援策の1つ。(

コロナ禍で、新たに料理の注文受け付けから配達までを行う「デリバリー」に参入する事業者に対し、6月1日〜11月30日の約半年間で配達に当たる従業員の人件費の一部を最長で3カ月分支援する。宅配の稼働日数に応じて交付される助成金が変動する。上限額は、各店で配達稼働が1時間当たり500円。1日分で最大3000円(6時間分)、1カ月分で最大7万5000円(25日分)。

対象は市内に本社・本店があり、今年1月1日以降にデリバリーを新たに始めた、または内容を拡充した飲食店など。

  • 店長を除く配達業務を優先する従業員の確保
  • 店舗を中心に半径2キロ以上の配達に対応
  • 半径2キロ以内の配達手数料無料化
  • 当日の注文への対応

―といった条件を満たすことが条件となる。

ただし、宅配専門店や持ち帰り専門店、スーパー、コンビニエンスストア、露店や屋台、キッチンカー、移動販売、自動販売機といった業態の事業者は対象外になる。

市商工労政課によると、現状は150店分の満額支給額に相当する4000万円を確保している。なお、出前の仲介を行う民間事業者を利用していても自社・自店で配達を行っている事業者などは条件を満たせば申請可能。同課は「市内の事業者にできるだけチャレンジしてほしい。条件に合うか分からない場合はぜひ問い合わせてほしい」と呼び掛けている。

交付に関連した業務は、同市と岡崎商工会議所六ツ美ぬかたの2商工会、岡崎市観光協会で組織する「岡崎グルメデリバリー支援事業実行委員会」が担う。申請方法は、市公式観光ウェブサイト「岡崎おでかけナビ」で公開されている。また、申請した事業者の情報も同サイトで公開されるという。

問い合わせは、岡崎市観光協会内の実行委事務局(64―3535)へ。

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