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東海愛知新聞

人生に寄り添う洋菓子

あす 「LIFE」オープン

岡崎市材木町の保田ビル1階にあす23日、「洋菓子店LIFE」(近藤真仁代表)がオープンする。20日のプレオープンには、甘味を求めて多くの買い物客が訪れ、ケーキの写真を撮影したり、「きれい」と目を見張ったりする姿が見られた。()

店名の「LIFE」には、「人生に寄り添えるお菓子」を目標にして「記念日といった特別な日や自分へのご褒美などにお菓子を取り入れてほしいとの願いを込めた」と近藤代表は語る。

一押しの商品は、6種類あるシュークリーム(1個約300円)。それぞれ使用するオーブンを変え、皮の焼き加減で異なる食感を楽しむことができる。中のクリームは生クリームとカスタードクリームを混ぜた「オリジナル」や「ゆず」、「ごま」などがある。

そのほか、「特別な日をもっと演出したい」と花のブーケをイメージしたものやチョウの形をしたホワイトチョコレートでデコレーションしたバースデーケーキ(Sサイズ約3500円、Mサイズ約4500円、Lサイズ約5500円)、ショートケーキ(約600〜800円)などがある。

同店は「甘味を提供する店として、他の店とは違う甘さを味わってほしい」とこだわる。グラニュー糖以外にもサトウキビから作られた「きび砂糖」や「黒砂糖」といった天然の甘味料を配合した砂糖も使用し、優しい甘みを感じられる商品が並ぶ。

販売方法についてはテークアウト限定。その理由に「家にケーキがあると思うとワクワクできる。家族との団らんにもなる。生活の一部にしてもらいたい」と近藤代表は熱く語っている。

駐車場は店から北東に徒歩約30秒のところに普通乗用車4台と軽四乗用車1台の計5台分。当面は水曜日定休だが、5月5日は営業する。営業時間は午前10時30分〜午後6時。

同市出身の近藤代表。高校を卒業後に洋菓子の道に進み約18年間、洋菓子店で“修業”してきた。名古屋東区の洋菓子店「slow」では店舗の創業から携わった。それらの経験を生かし、「調理師になったころからの夢である『自分の店を持つ』ことを地元の岡崎でかなえたい」と昨年の夏ごろに自身の創業を決意した。

出店に当たっては、岡崎ビジネスサポートセンターOka-Biz(オカビズ)に相談。日本政策金融公庫に融資を申し込み、同庫と岡崎信用金庫からの協調融資(複数の金融機関が共通の条件で融資する)を受けた。

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