エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

生理用品無償配布

岡崎市 購入困難者に対応

岡崎市はきょう21日から、生理用品の無償配布を行う。経済的な理由などから生理用品を購入できない女性の中で希望者に1200パック(18万6000個)を1人1パックずつ配る。なくなり次第終了。()

市によると、生理用品を購入できない“生理の貧困”と呼ばれる状況に対応しようと、中根康浩市長が考案。市議会の全4会派からも同様の要望が提出されていたとして、3月ごろから準備を進めていた。なお、県内では名古屋市が女子学生を対象に20日から実施。豊田市は「予定はない」、豊橋市と一宮市は「検討中」という。

配布する生理用品は市が防災備蓄品として2019年度に購入したうちの一部を使用するため、この事業のための予算編成は行っていない。中根市長は「生理の貧困は潜在的に多くのニーズがあり、コロナでなくても横たわっていた問題だと思うが、コロナ禍でさらに深刻になった」と説明している。

配布数の内訳は、大きさや経血吸入量などが異なる昼用(22個入り)と夜用(9個入り)が各600パック。

  • ふくし相談課(福祉会館1階)
  • 家庭児童課(同3階)
  • 市内の公立小中学校の保健室など
  • 市内の子ども食堂(11カ所)
  • 生活困窮者・ひとり親世帯向け学習支援会場(8カ所)

―で希望者に配る。年齢制限はない。

なお、市役所では、直接申し出にくいという女性向けに、ふくし相談、家庭児童の両課の窓口と同会館1階と3階の女子トイレ、市役所東庁舎1階女子トイレに「引換カード」を設置。両課の窓口で提示すれば受け取ることができる。

問い合わせは、ふくし相談課(23―7584)へ。

ページ最初へ