生の歌声聴いて
5月岡崎 大野真澄さん古里ライブ第5弾
イルカさんや太田裕美さんも出演
音楽グループ「GARO(ガロ)」の元メンバーで岡崎市出身のシンガーソングライター大野真澄さん(71)が5月9日午後2時から、市民会館で自身が監修する音楽イベント「ミュージックカンファレンスおかざきVol.5」を開く。今回は、「なごり雪」で有名なイルカさん、「木綿のハンカチーフ」がヒットした太田裕美さん、同市出身の歌手ZOOCO(ズーコ)さんの3人の女性をゲストに招く。(竹内雅紀)
2016(平成28)年の市制施行100周年記念式で市民栄誉賞を受賞した大野さん。古里への恩返しの気持ちから「年に1度は岡崎で音楽イベント」を掲げており、翌17年から毎年実施している。今回は当初2月開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、5回目ということもあって5月に設定した。「岡崎には高校を卒業するまでしか住んでいなかったが、『大野真澄』という人間の形成は間違いなく岡崎だった。根は岡崎人。私にとっては外せない場所だ」と主張する。
大野さんは「5回目の今年はガールズイヤー。17年のスタート時からやりたいと思っていた企画の1つ。コロナで世の中が暗く沈んでいる。こんな時期だからこそ少しでも気持ちが安らぐ時間を提供したいと思っている。とにかくそれぞれの生の歌声を聴いてほしい」と呼び掛けている。自身はコロナ下でも前向きな気持ちで音楽活動に取り組んでおり、中断しているライブハウスツアーは「予定していた70本中、約半分がコロナでストップしたまま。早く再開できたら」と熱望する。
新型コロナ対策として、定員の50%以内となる520席(1席ずつ間隔を空けた状態)で開催。ライブ中はマスクを着用し、入場時には検温や消毒などへの協力を呼び掛け、万全の態勢で臨むとしている。
全席指定でS席7000円、A席6500円。チケットの販売(特別先行受け付け)は3月20日午前10時〜21日午後11時59分、一般販売は4月10日からチケットぴあで。詳細は、大野さんのオフィシャルホームページで。
問い合わせは、サンデーフォークプロモーション(052―320―9100)へ。