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東海愛知新聞

希望持てるまちづくりを

豊田市市制70周年記念式典

「拳母市」として1951(昭和26)年3月1日に市制を施行してから70周年を迎えた豊田市の「市制70周年記念式典」が6日、名鉄豊田市駅前の豊田参合館(同市西町)で行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出席者は推挙された名誉市民や市政功労者、来賓の一部に制限され、式典の模様は無料動画投稿サイト「YouTube」でライブ配信された。()

式辞で太田稔彦市長は「世界中で猛威を振るう新型コロナの感染拡大が終息する兆しが見えない中、感染拡大防止にご尽力、ご協力いただいている全ての皆様に心から感謝を申し上げる」とした上で、「しばらくは新型コロナと共存する『ウィズ・コロナ』の時代が続くと思うが、感染拡大防止に向けて懸命に取り組んだことは豊田市の歴史に深く刻まれる。市民の健康と暮らしを守るために全力を挙げてこの難局を乗り越えたい」と決意を新たにした。

新年度に向けては「第8次総合計画後期実践計画がスタートする。団塊の世代が後期高齢者になることに伴う課題が懸念される『2025年問題』、基幹産業(自動車関連産業)の大きな変革、新型コロナなど喫緊の課題に着実に対応しながら、将来への希望が持てるまちづくりを進める」と述べた。

式典では、足助地区の小学校を卒業した東京理科大学の藤嶋昭栄誉教授が21人目の名誉市民になったほか、さまざまな分野で市勢発展に貢献した407人と60団体が表彰された。また米・デトロイト市との姉妹都市提携60周年を振り返る映像をはじめ、「とよたひとつなぎ」と題して市制施行から現在までの歴史を振り返る記念映像が上映された。記念映像はこの日の正午に市のホームページで公開され、3月下旬からはDVDを市政発信課で貸し出す予定。

同館1階では、51年7月12日号〜2020年6月号の広報誌の紙面パネル70枚を展示したり、市民が市に寄贈した50〜60年代の家具・家電約50点で昭和の暮らしを再現したりした関連企画「昭和・平成・令和70年の記憶」が始まった。28日まで。

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