新しい舞台を発信
13日にダンス、映像、生演奏の“共演”
岡崎市民会館あおいホールで13日、「映音舞」が開かれる。オリジナルダンスと映像、生演奏で「岡崎から新しい舞台芸術を発信しよう」という試み。主催は岡崎市と岡崎パブリックサービス。28日には甲山会館で、ダンサーと演奏者の初めての合同練習が行われた。
2019年3月に第1回の「ひとのけしき」が開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。2年ぶり2回目。
2部構成。第1部には光ヶ丘女子高校と岡崎女子大学・短期大学のダンス部が出演。舞台の奥と左右に大型スクリーンを設置して、生徒と学生のダンスを盛り上げる。スクリーンに映す映像は、光ヶ丘女子高OGの杉山絵理さんが担当し、両ダンス部のOGや現役の部員が協力した。
第2部はオリジナルダンス。公募で集まった小学生から20代までの市民11人を含むダンサーが出演し、「Neon Bluck」と題したパフォーマンスを繰り広げる。
演出、振り付けは光ヶ丘女子高ダンス部出身で関東を中心に活躍するHEIDIさん。「ダンサー1人1人の自主的な動きを尊重し、それぞれの考えを観る人に響かせたい」と話す。
演奏には岡崎音楽家協会が協力。サックス鈴木研吾さん、バイオリン伊東かおりさん、コントラバス青木小枝さん、ハープ高田知子さん、パーカッション近藤幹夫さんが出演する。
コロナ対策で座席数は通常のほぼ半分に制限する。チケットは予約販売だが、既に完売している。(大津一夫)