夜間照明9時まで
岡崎の桜まつり 来月25日〜4月7日
岡崎公園や乙川、伊賀川沿いで約800本のソメイヨシノが楽しめる春の風物詩「岡崎の桜まつり」(岡崎市、岡崎市観光協会主催)が3月25日に始まる。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、メイン行事の「家康行列」の秋への延期をはじめ、規模を縮小して開催する。4月7日まで。桜の開花状況や新型コロナ関連の情勢などにより開催期間が変更される場合がある。(横田沙貴)
夜桜を照らすライトアップは例年より1時間短い午後6〜9時に実施。照明エリアは乙川沿いで明代橋から伊賀川までの合流地点までの東西約1キロ、伊賀川沿いで稲熊橋から石神橋と龍城橋から乙川との合流時点までの南北計約1.1キロ。昨年までと比べ、乙川沿いで約0.6キロ(吹矢橋〜明代橋)、伊賀川沿いで約0.3キロ(神明橋〜稲熊橋)短縮されている。
露店は約100店出店する予定だが、例年(約250店)の半数以下で、営業時間も1時間短縮して午前10時〜午後8時になり、アルコール類の販売は行わない。露店利用者と沿道の通行人の動線が交わらないよう配置。公園内の出店も制限し、混雑の回避に努める。
また、来訪者には昨年に引き続き会場内での宴会自粛、マスク着用や来場前の体温と健康状態の確認などを呼び掛ける。期間中の会場内の巡回も検討しているという。
さらに、岡崎城、三河武士のやかた家康館、岡崎観光みやげ店「おかざき屋」は期間中午後8時まで営業し、家康館内に臨時観光案内所を開設する。桜まつりに先立ち、3月20日には「岡崎城下舟あそび」(4月7日まで)の運行も始まる。
臨時駐車場は明神橋公園運動場(午前9時〜午後9時)、市役所西立体駐車場(午前8時30分〜午後9時)、同東立体駐車場(同)、県西三河総合庁舎立体駐車場(午前10時〜午後9時)の4カ所。明神橋以外は土日のみ利用可。さらに明神橋下庭球場と乙川右岸河川緑地に計400台分の臨時有料駐車場も設ける。
問い合わせは、同協会(64―1637)へ。