岡崎市の公共施設8日から再開
新規感染者減少受け“時短”に
岡崎市は3日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため7日まで臨時休館している公共施設を8日から再開すると発表した。愛知を含む10都府県で政府の緊急事態宣言が3月7日まで延長されたが、市内での新規感染者が減少傾向にあることから再開を決めた。ただし、原則午後8時までの“時短”となる。(横田沙貴)
改修工事中の三河武士のやかた家康館、旧本多忠次邸、総合学習センター、せきれいホール、勤労文化センター、産業人材支援センター(一部)を除く施設が再開する。市民らへの貸し出しは夜間使用料を減免。詳細は各施設へ。学区こどもの家は月〜土曜の夜間(6時〜)の団体利用を3月7日まで休止。
中根康浩市長は「徹底的に感染を抑え込みたいという強い思いから他市よりも厳しい措置を取ってきた。今しばらくご不便、ご迷惑をお掛けするが、一人一人のしっかりとした対策が感染拡大を防ぐ最善の策。ご協力をお願いしたい」などとコメントしている。
市内の新規感染者は、宣言期間直前の1月7〜13日は84人(1日平均12人)、直近の28日〜2月3日は64人(同9.1人)。